9月の誕生石 サファイア

エルサイトウの素敵な日々 宝飾エピソード

9月生まれの方の誕生石はサファイアです。

Velvet-Blue-Sapphire

サファイアもルビー同様、極めて古い時代から人々に愛されてきた宝石の一つです。

石言葉は「誠実」「慈愛」

名前の由来は「青」を意味するラテン語からきています。

古代ペルシャの神話では、大地はサファイアでできており、空はサファイアの色が反射して青いと信じられていました。

「出エジプト記」で有名な「モーゼの十戒」は、サファイアの石板に刻まれていたという伝説もあり、旧約聖書の中では、サファイアは神と密接な繋がりを持つものとして描かれています。

中世のキリスト教社会では、神に近い石として聖職者の冠やリングに用いられ、やがて大粒のブルーサファイアは、時の為政者たちの権力の象徴として競って求められるようになりました。

ロシアのロマノフ王朝は、史上最大級といわれる260.37カラットのサファイアのブローチを手にし、イギリス王室も、正式な王冠に18の大粒サファイアをはめ込み、フランスのルイ王家の王冠には、132カラットの大粒サファイアが飾られました。

ブルーサファイアの中で最高の色とされているのは「幻のサファイア」といわれる「カシミールサファイア」です。1881年頃にヒマラヤの北西(インドとパキスタンの国境)に位置するカシミール地方、標高4000mのところで発見されましたが、現在ではまったく産出されていません。

カシミールサファイアの美しさは、若干白みがかった何ともいえない柔らかなブルーにあります。その青は「コーンフラワーブルー」「ベルベティブルー」と呼ばれます。

サファイアは実は、とてもカラーバリエーションに富んだ宝石なのです。属する鉱物はルビーと同じ「コランダム」。

赤色は「ルビー」、青色は「サファイア」、それ以外は「ファンシーカラーサファイア」と呼ばれています。ファンシーカラーサファイアには、パパラチア(蓮の花の意)、ピンクサファイア、オレンジサファイア、イエローサファイア、グリーンサファイア、バイオレットサファイア、パープルサファイアなどがあります。

カボションカットしたサファイアの中にはスター効果を示すものがありますが、「スター・サファイア」と呼ばれ、古来から「幸運の石」とされてきました。

Star Sapphire 01

イギリスのダイアナ妃は、ブルーサファイアがとても似合う美しい方でした。彼女のリングを受け継いだウイリアム王子の奥様キャサリン妃も、ロイヤルブルーがお似合いになる素敵な女性ですね。

Kashmir Sapphire 01

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