ゆずり念珠

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最近、念珠を持つ機会が増えたように思います。心を込めて祈るとき、念珠はその想いを伝えるための大切な道具です。

「ゆずり念珠」という言葉をご存知ですか?

念珠は一般的には、それをお使いになっておられた方が亡くなられた時には、棺に一緒にお納めするものなのですが、珊瑚の念珠だけは「譲り念珠」と言って、例外的に、ご家族のどなたかに譲ることが出来ると昔から言われております。

珊瑚は、美しい海の深いところで、気が遠くなるほどの長い年月をかけて育つ有機物です。ジュエリーとしての美しさを持つサンゴは、大人の小指くらいの大きさになるのに、なんと50年もの歳月を要するというのです。これも地球が育む奇跡ですね。

珊瑚は世界的にも、とても大切にされてまいりました。フランスやイギリスでは生命誕生、出産のお守りとして、イタリアでは無病息災を願って、中国では特に赤い珊瑚は不老長寿や縁起の良い宝石として絶大な人気があります。日本でも、昔から珊瑚は女性のお守りとして必ず身に着けたいものとされてきました。

そのような珊瑚の希少性と、お守り的な存在価値が「ゆずり念珠」として代々受け継がれていく所以となったのでしょう。

こんなお話を聞きましたら私も「ゆずり念珠」が欲しくなって、早速、珊瑚のメーカーさんにお願いしていくつか見せていただくことが出来ました。赤、白、桃色、オレンジ色と、何種類かありますが、いずれも優しい美しさを秘めております。念珠としてだけでなく、お守りとしていつもバッグに入れておくのもいいなあと思いました。

珊瑚は資源が年々減っていく一方で、ますます希少になっていくようです。せっかくの機会ですから、お客様にもご紹介したいと思い、厳選したお品をお取り寄せしております。ご興味のある方は、スタッフにお問い合わせくださいませ。