月別アーカイブ: 2019年7月

お盆休みのご案内(8月13日~15日)

エルサイトウは毎週水曜日を定休日としてお休みをいただいておりますが、今年は8月13日(火)~15日(木)の3日間を『お盆休み』として休業させていただきます。16日(金)からは通常通り営業させていただきます。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承ください。よろしくお願い申し上げます。

香港STYLE Vol.80 休息日の赤 (2019.07.14)

香港からこんにちは

 

日本全国が梅雨明けとなるのは、まだもう少し先のようですね。 

春夏秋冬が鮮明に存在する日本と違って、香港は一年の4分の3.3は夏。

3月頃からぐんぐん上がる湿度は、6〜7月頃にピークになり、この湿度がまたお肌にいいことこの上なし

ですが、香港の湿度は除湿機という可愛いもので対応しきれるようなカワイイ湿度ではないため、建物の中は、ご存知香港名物、極寒最強冷房になるのです。 

とにかく、ここでもやはりタイムイズマネー

高音多湿を一気に飛ばそうとするため、風速レベルは、日本の冷房機能なら必ずある「静か、微弱、弱、中、強」という、利用者のどんなご要望にもお応え致します、な段階的神チョイスは最初からなく、いきなり一択、強のはるか上をゆく最強風速「嵐」

設定温度も、もちろん利用者の都合には合わせない、調節できない、するつもりもない、、という、ないないづくしの10℃設定  

というか、そもそも香港冷房に温度設定などはなく、冷房に関してはオンかオフかの2択のみ。 すなわち、凍るかカビるかの究極の選択を、香港市民は常に迫られているわけなのです

 

という、利用者目線ではなく、完全に設置業者上から目線の香港冷房。 

建物の中は冬のニセコ、外はアマゾン熱帯雨林の地球半周ワープを、香港に居ながら一日に何回も体験できてしまうのです。

 

ですが、このニセコとアマゾンの繰り返しが、どの漢方ジュースを飲むより、「24時間戦えますか」のリゲイン (若者は知るまい。この歌覚えている貴方は立派な昭和人) を飲むより、確実に身体も頭もシャキッとするという、この不思議。。。

身体にいいんだか悪いんだかよく分からないけれど、名付けて、香港式ニセコ・アマゾン血行促進健康法。 医学的根拠はゼロです

 

 

なにはともあれ、こんな毎日、酷寒猛暑を日に何度も体験する極端な環境の香港アスファルトジャングル。

街の雑踏、騒音、サバイバル競争にはいつのまにか慣れますが、大都会ならではの強い磁場という、目に見えない強力なエネルギーが常に渦巻いていることも確かなのです。

 

そんな時、心身共にいいコンディションを保つための意識をすることが大事だなぁとも思うのです。

 

何でも良いのですが、例えば、完全な休息日を確保することや、その休息日に自分が喜ぶお洒落をする、好きな風景だけをただ見に出かけたり、好きな場所で好きな読書に没頭したり、又は、な〜んにもしないと決めて本当に何もしない、、、などなど。

 

そんな、純粋に自分のためのわがままな時間を大切にする自由な精神が、心身共にいいコンディションと若々しさを保つ秘訣のような気がするのです

 

公私ともに責任のある立場になればなるほど、仕事でも家の中でもやることは次々と発生、寝不足続きでちょっぴりエンジン稼働不足になったりしますよね。

何かのために、誰かのためにめいっぱいエネルギーを注いだなら、週に一度の休息日は純粋に自分にフォーカス。 

そこで、私がやってみて効果絶大だったのが、一点「赤」を身につける、ということ

 

赤というと、エネルギーに満ち溢れた情熱的なイメージの色でもあり、休息日に見ると余計疲れてしまうかな?と思ったら、むしろその逆。 

躍動的で活力があり、華やかでちょっぴりドキドキする「赤」は、休息日の幸福感を倍増させ、新しい翌週のスタートが待ち遠しくなるほど豊かな英気につなげてくれる、特別な色なのです。

 

ポイントは、小さな面積に一点だけ取り入れること。

真っ赤なワンピースやジャケットを一枚サラリと着るのもお洒落上級者ならとてもステキですが、大きな面積ではハードルが高いと感じるなら、ハンドバッグやシューズ、リップ、ジュエリーなどを、他とシンクロさせることなく、どれか一点だけ赤にしてみる。

すると不思議。 どんなにカジュアルな休日の装いでも途端にグッと華やかになり、血色もよく見え、気分も上がり表情まで明るく、といいことづくめ

 

ビジネスシーンで外に向けたプレゼンテーションの赤ではなく、休息日に身につける、自分が喜ぶ自分のための、赤。

 

そんな小さな赤の楽しみを、一点取り入れてみてはいかがでしょう。

またもう一つ、幸せの歯車が回り始めるのをきっと実感するはずです

 

JUN

アートトーク<エミール・ガレ、アール・ヌーヴォーの華>を開催いたしました。

第9回 EL SAITO アート・トーク 7月6日(土)~8日(月)の3日間開催いたしました。

19世紀末にヨーロッパで開花したアール・ヌーボー(Art Nouveau)芸術。その代表的な芸術家の一人 エミール・ガレ(ガラス工芸家)の人生を通して、日本美術との深い関わりと、彼がフランス近代史にどう絡んだのかを約2時間にわたり、じっくりご紹介させていただきました。

<エミール・ガレ、アール・ヌーボーの華>として、大きく2つのテーマに分けての内容です。
① アール・ヌーヴォーとは?
② エミール・ガレをより深く理解するためのキーワード

3日間で約100名の方にご参加いただき、皆様熱心に資料に目を通しながら聞き入られていました。

皆様のご感想を少しご紹介いたします。

*ガレの作品が大好きで、今日はとても楽しみに来ました。ジャポニズムがガレに大きな影響を与えたこと、また、その時代の歴史背景を知ることで、より深い興味を持つことができました。楽しかったです。

*東京に出かけなくても、こんな近くで、こんなに素晴らしいセミナーを聞くことができるなんて嬉しいわ。

*最近出かけることが少なくなってきちゃって、こうしてエルサイトウさんへ出かけることができて、みなさんとお話しできることも楽しい。

*毎回楽しみに来ています。知らなかったことを知ることができる、いくつになっても勉強ですね。

*娘も興味を持ったので、家族3人で参加させていただきました。想像していた以上に素晴らしいお話しで、次回も楽しみです。また、3人で参加させていただきますね。

*前回の「長谷川等伯」のお話を伺ってから京都に行くことがあったので、智積院に行ってきました。お話しを伺っていたので、「桜図」「楓図」を見ることができて、本当に良かったです。

次回 第10回 アートトークは、9月28日(土)~30日(月)
テーマは「ファン・ゴッホの世界」です。

どうぞお楽しみに!

 

 

香港STYLE Vol.79 スパイスとコントラストと艶 (2019.07.07)

香港からこんにちは

スコールの合間にはこんな高い青空が見られる香港。 街にも表情というものがありますね。

たとえば、少しずつ色味が異なる同系色を丁寧に重ねていき、奥行きのあるワントーンを作り出すのがイギリスや北ヨーロッパの街並みや街に合うお洒落だとしたら。。。

異色、異素材、反対色を狭い範囲に集めることで、メリハリと立体感が表れすっきりとした華があるのが香港の街並みであり、この街に似合うお洒落。

クラッシックでもモードでもスポーティーでも、ヨーロッパが得意とするのが、ニュアンスとマットなお洒落。 そこへいくと香港は、スパイスとコントラストと艶のお洒落、なのではないでしょうか。

 

 

ところで、よく言われる、香港の女性は強いですよね〜という、賞賛とも、場合によってはその逆とも取れる、でも100パー紛れもない事実のこのウワサ。

もっとも、男性がこれを言う場合と女性が言う場合では、それぞれ「強い」の意味合いが若干違ってたりもするのですが、まぁそれを話し始めると、「男性は火星から、女性は金星からやって来た」生物学的なそもそも論からスタートするはめになり、面倒なことこの上ないので、ここではバッサリ割愛 私のお得意「それはさておき論」で進めます

一般に、強い、自信家などの誉れ高き香港女性ですが、早い話、それは事実か否か?という話になった時、、、

 

はい、事実と思いますわ。 私の目から見ても

骨格が大きい西洋人女性がお得意とする権利や主張の押しの強さは、一見彼女達を屈強に見せますが、香港の女性を前にすると、なんのなんの意外と繊細だったんだと霞んで見えるくらい、タフで自信家で美しい私の周りの香港の女性友人達。 恐るべし、愛すべき存在です。

香港の友人達の行動力は側から見ていても頼もしく清々しく、圧倒的にメンタルが大人。 でもその行動力が、自信だけによるものではない、ということも長い付き合いの中で次第に見えてくるのです。

彼女達とて生身の人間。 誰もがオギャーと生まれた赤ん坊からスタートして、最初から自信のある人なんているはずもなく。。。

メンタルが大人の彼女達の行動のベースにあるのは、自信ではなくて、好奇心。

そう、好奇心があるからやってみる。 それが経験になる。 そしてそれが自信となり、次の行動がまた好奇心を生み出す。。。

 

 

 

 

簡単そうに見えて、人間どこかで未知のものを前にするとつい、余計な不安を頭で想像しては躊躇してしまうもの。

でもそのラインをスパッと切り、頭や知識では選ばない、基準は自分の直感。 そう、自分が好きかどうか。

そうやって軽やかな足取りで前へ次へと進む香港の女性達は、やっぱりタフでスピーディーで自信家で、そして内面から美しいのです。 

 

今まで手に取ったことのなかった翠色の宝石を、初夏のお洒落に一つ取り入れてみる。

 

鮮やかな緑色のサテンのシャツで、気が向いたら夏のポジティブな陽気を演出してみる。

ピシッと糊の効いた白いシャツにタッセルネックレスを合わせて、コンサバティブにドラマチックに遊んでみる。

 

2019年も後半に入り、そんな香港スタイル、翠色のスパイスとコントラストと艶をさっとお洒落に取り入れてみるのも、案外素敵かもしれないですね。

 

JUN