香港STYLE Vol.74 永続の輝き (2019.06.02)

香港からこんにちは

アジアの魅力と中華の伝統、西欧の洗練を合わせ持つ香港。 

夕暮れのヴィクトリアピークからハーバーに広がる中心部を見下ろせば、百万ドルなどはきっとゆうに越えた数千万ドルの美しい夜景が広がります。

香港で生きる人々の向上心は摩天楼より高く、エイジ、ナショナリティー、ジェンダーを全て取っ払った上での自己主張、グローバル思考とバランス感覚、イギリス的洗練や慎み、アメリカ的大胆さと積極性、そして、香港独特のハイスピード感覚、といった全てが、ここにありま

それらは、中華の歴史8000年の重みと知恵に後押しされ、価値観の核となっていく、それが香港という街であり、ここに暮らす人達なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな、スケールが大きくタフで変化の早い街に住む、アジアンエリート達が大切にしているもの、それは意外にも『永続性』だったりします。

伝えていくこと。

伝えようとすること。

それは、発展的で、躍動的で、そして、目的がはっきりとした、自由かつ最上級の『永続性』なのです。

 

 

若い頃は無我夢中、時に失敗を経験しながら乗り越えてきた20 〜40代を経て、それまで積み重ねてきた豊かな人生経験が花開く頃からが、人生の、お洒落の本ステージとなる。。。 

150年にも及んだイギリス統治による置き土産だったのか、そんな成熟のイギリス的価値観が、香港には根付いています。

 

 

 

例えば、直接肌に身に付けるジュエリー。

全てを受け入れるような優しい艶を湛える、希少な極上珊瑚。 身につける人の穏やかな内面にマッチして、その人だけの唯一無二のオーラを作り出します。 

何十年と人生を重ねてきて、使い込んだ肌に乗せるからこそ、珊瑚の持つ生命体としての有機的美しさが際立ち、同時に、身につける人の肌が潤ってもみえる、極上の珊瑚。  

強さだけでも優しさだけでもない、知性と品性と美意識を兼ね備えた女性にこそ似合う、海からの贈り物です。

 

 

また、ブルーサファイアの中でも最高級ランクで、大変希少なカシミールサファイア。  

 

他のどのアイテムとも色をシンクロさせないで、一アイテムだけ、ヴェルヴェットのような極上ブルーを肌に乗せることによって、それだけで、若者にはどう逆立ちしても敵わない、成熟のオーラが漂います。

たとえば、教養が高く、束縛や同調などを嫌う自由なスピリットを持つ女性が、カシミールサファイアのようなヴェルヴェットブルーカラー身につけることによって、女性と宝石の持つ相対するイメージが不思議と引き立てあい、女性をさらにコケティッシュに、サファイアの青をさらに魅力的に見せるでしょう。

 

ルビーがという宝石が持つ情熱と信念と慈愛は、ピンク色やオレンジ色などを圧倒する、センシュアルで神秘のパワーがあります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルビーならではの自然の赤色は、ありのままこそが美しいのです。

非加熱、未処理により、残されたままの内包物こそがルビーの魅力であり、遥かなる時を超えて何世代も受け継がれていく、色褪せない真の美しさ。 それは、表面的な美しさばかりを追い求める、若く未熟な価値観とは相容れないものでしょう。 

一途に人生を歩んできた内面の美しさと、その宝石が共鳴する時、私は一瞬立ち止まって見ずにはいられないのです。

 

地球からの贈り物である全ての宝石には、固有の魂が宿っているような気がします。

それらの宝石へオマージュを捧げ、生きた証を何世代もの未来へ伝え続けることができたら、心から素敵なことですね

 

JUN